ちょっと、打ちのめされています。

新海 誠 監督のアニメーション「秒速5センチメートル」です。

WOWOWで放送されたときに録画していたんですが、今回「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」と3本続けて見ました。

前の2作もすばらしい出来(しかもSF)だったんですが、非SFのこの作品に衝撃を受けています。
ここで、ストーリー紹介なんでしょうけど、精神状態がまだアレなもんで、リンク張ります。
興味があれば読んでみてください(めちゃ長いよー)
さらにめちゃネタばれですが、ネタばれぐらいでは、この作品を鑑賞する上ではなんの障害でもないと思います。

「秒速5センチメートル」

貴樹(たかき)が、明里(あかり)に会いに行くために乗った列車が、大雪のためにおくれに遅れて、夜7時の約束だったのが、夜中の11時になってしまう。
やっと着いた田舎の駅の待合室で、待っていた明里を見つける場面。
背中がぞくぞくーっとして、涙が止まらなくなっちゃいました。
そして、幼いキスシーン。
ふだんなら、「中学一年生でキスなんかするんじゃなーい!」と突っ込むところですが、それももう、涙、涙でした。
この恋は、ハッピーエンドにしてくれよーという、切実なわたしの思いにもかかわらず、大人になった貴樹が仕事をやめ、生活が荒れていくし、明里は他の男と結婚していて、ある日二人は踏み切りですれ違う。
「はっ」と思うんだけど、そのまますれ違っちゃうのも悲しい。

これがさー、テレビドラマだったらこれほどまでに、打ちのめされなかったのかもしれないと思うんです。
だって、テレビは俳優が演じるわけで、長澤まさみとか、キムタクとかが演じたとして、彼らはドラマが終わったら、また別の役で、演技をするわけだ。
でも、アニメーションの場合は、そのアニメーションの中だけにしか、明里も貴樹もいなくて、彼らは悲痛な思いを抱いたままなので、見ている者の心の中に残るんだと思うんだよね。

背景がすごかったです。
徹底的にロケハンして、全部実際にある場所がリアルに、更にファンタジックに再現されてるんです。
ただ、背景として使われているというだけではなくて、背景自体がアニメーションで、バリバリ動いているし。
アニメも、ここまで来たかーという感じです。

こういうサイトもあります。

写真でイメージする「秒速5センチメートル」

このお話の舞台になったところに実際に行って、写真に収めているんですけど。
その写真を見ながらでも、じんわりと涙ぐんでいました。

小説版「秒速5センチメートル」も出ているようですね。
注文しまーす。
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by marine7marine | 2008-08-06 21:16 | まりねごと
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