秒速5センチメートルう~(まだ言ってる)

見て感動して気持ちよく泣ける作品はいいんですけど、感動しすぎて、気持ちが後々まで残っちゃって、何も手につかなくなる作品が時々あります。
「秒速5センチメートル」がそうでした。
マンガを描く気にもならないし、本を読む気にもならないし、どうにかしようと、これは絶対面白いと思うギャグマンガを読んだり、コメディ映画を見たりしても逆効果で,最後まで見れないなんて言う状態になっちゃいました。

そんな時佐倉フーコさんが、「秒速5センチメートル」のダイジェスト版を作ったのです。
しかもあの、昔見て感動しすぎて「秒速5センチメートル」よりもさらに打ちのめされた映画、「禁じられた遊び」の主題曲「愛のロマンス」をBGMに使っているんですよね。
これはもう感動するしかない、と思ってティッシュを用意して、覚悟を決めて見ました。

意外や意外、涙は出ませんでした。
画面が、あの「秒速5センチメートル」
BGMがあの「禁じられた遊び」
これはもう泣けないはずがない取り合わせなんですが、不思議な違和感を感じながら見終わりました。

禁じられた遊び~愛のロマンス/秒速5CM


ひょっとしてこれは、悲しい物語×悲しい物語で、悲しみが中和されちゃってるかも?と思いました。
見た後に、感動しすぎて何も手につかない状態になったら、別の、過去に同じように感動した作品を見直す。
するとお互いに悲しみを打ち消しあって、気持ちが楽になる?
新発見の法則です(か?)

いわば、毒を以って毒を制すってやつでしょうか?
自分が感動した作品を「毒」なんて、ひどい言い方ですけど、まあ、ある種、感動しすぎちゃうというのは、毒なのかもしれませんね。

このダイジェスト版で「秒速5センチメートル」の呪縛から逃れられたような気がします。
でも、この作品は一生涯わたしの中ではベストの作品であり続けることは間違いないでしょう。

ま、ベストの作品てけっこうたくさんあるんですけどね(笑)
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by marine7marine | 2008-08-19 00:57 | まりねごと
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